実家の片付けを業者に依頼するのはダメ?実家の片付け業者の選び方。

案内する女性遺品整理

ご両親が亡くなられたり、施設に入るなどで誰も住まなくなった実家。
実家の片付けをしなければいけないとは思いながらも、自分の生活もあり、なかなか進まなくて困っていませんか?

実家の片付けと一言で言っても、ただの掃除や整理整頓ではありませんから、その苦労は相当なものになります。

そこで活用したいのが、専門の業者さんに依頼する方法です。

実家の片付けを他人に任せるのは気が引ける…と思っている方も多くいらっしゃいますが、現実には相当に大変な作業の連続です。
ですから、いくら大切な実家とはいえ、餅は餅屋、プロの手を借りることは何もダメなことではありません。

とはいえ、そんな業者さんに依頼するなんて普段自分達でする事はありませんし、なかなか人から評判を聞いたりすることもありません。

あなたも、お願いするのであれば、本当に優良な業者さんにお願いしたいですよね。
でも、どうやって優良な業者さんを選べば良いの?と困っていませんか?

結論だけ簡単に言ってしまえば、実家の片付けを依頼する業者さんを選ぶにあたって、必ずやるべきことは、相見積もりです。

もちろん、他にもいくつか注意点があります。

この記事では、そうした実家の片付けをしてくれる業者さんの選び方や、依頼するにあたって注意するべき点をご紹介していきます。
当然ですが、費用もなるべく安く済ませたいと思いますよね。

実家の片付けを業者さんに依頼するにあたり、費用を押さえるコツについても解説していますので、まずは以下の内容を読んでいただいてから、検討するようにしてくださいね。

この記事で分ること
・実家の片付けは、どんな業者さんに頼むべきか?
・実家の片付けにはどれくらいの費用がかかるのか?
・実家の片付けはどれくらいの日数がかかるのか?
・実家の片付けを業者さんに安くお願いする方法。

>こちらもよく読まれています。遺品整理費用について

1.実家の片付けにあたり、現状把握をしましょう

実家の片付けを進めていくにあたり、まずやるべきなのは現状把握です。

現状把握と書いた黒板

広さや間取りを確認しましょう。

まずは部屋の広さや間取りを確認します。
意外と「実家って何LDKだろ?」と、パッと答えられない方も多いです。

業者さんに依頼する時に、なるべく正確に見積もりをお願いするために、部屋の数やそれぞれの広さを把握しましょう。

家具や家電のリストアップ。

リストアップ用メモ帳とペン

次に、どんな家具や家電があるかリストアップです。
ベット、ダイニングテーブル、イスは何脚?、ソファー、テレビ、冷蔵庫などなど。

出来れば、サイズなども簡単で構いませんのでリストに記していくと後々便利です。

ここまでは、実際に目に見える範囲で出来ると思いますし、実家なら思い出しながらでもある程度できると思います。

しっかり探す必要のある物。

次に、ちゃんと探さないと分からない物です。

エンディングノートイメージ

まずは、書類関係を整理しながら探してみましょう。
特に、遺言状やエンディングノートみたいな物がないか確認して下さい。
そうした物があれば、相続などの関係から、この後の遺品整理に関わってくる場合があります。

重要書類

また、色々な契約書や権利書、有価証券、現金、ギフトカードなど商品券といった物があるかないかも確認します。

宝飾品

そして、宝飾品やブランド物、時計、趣味の物などの整理と確認をすると良いでしょう。

あなたは片付けが得意でしょうか?
私は苦手です。懐かしい物を見付けるとすぐ手が止まってしまいます。

あなたもそんな心配があるなら、ちょっと遠回りに思えるかもしれませんが、
「今はこれを探す」
と決めて、1つずつ片付けていくと良いと思います。

今ご紹介した、やるべきことの順番は前後しても構いませんが、実家の片付けを業者さんに依頼する前に、現状把握をするようにしましょう。

2.本当に業者に依頼すべき?判断の基準をご紹介。

悩む女性二人

実家の片付けにあたり、現状把握ができたら、実家の片付けを業者さんにお願いするべきか、自分達でもできそうか、何となく見えてくると思います。

次に、あなたが実家の片付けを業者さんに依頼するかどうかを判断するために、代表的な基準3つを解説します。

①実家の片付けで出る処分品の物量は?

一般的なご家庭で出る処分品の量と、もし、処分するとなればどの程度のトラックが必要かについてご紹介します。
それでイメージしていただき、自分達でも実家の片付けまで出来るかどうか、判断材料にしていただければと思います。

難易度①:軽トラック一台分

軽トラック

軽トラックには、次のようなものが載せられます。

冷蔵庫(独り暮らし用の小型なもの)
洗濯機(小型なもの)
ベッド(シングルサイズ)
タンス1竿
45リットルのゴミ袋8~10袋

恐らく、よほど狭い部屋での一人暮らしでも、普通は一回で荷物は載りきらないと思います。

難易度②:2~3t標準トラック一台分

2トントラック

2~3tの標準トラックには、軽トラックの約2倍の荷物を載せられます。

コンパクトな生活スタイルで、あまり余分な物がない独り暮らしなら、一回で載せきれるかもしれません。

難易度③:2~4tセミロングトラック一台分

ロングトラック

2~4tセミロングトラックには、軽トラックの約3~4倍程度の荷物を載せられます。

いかがでしょうか?
ちなみに、難易度③のセミロングトラックに積載できる量は、一般的な1LDK程度の広さの家にある家財道具の量になります。

あなたの実家の広さは、それ以上でしょうか?
難易度①~③くらいまででしたら、最大積載量2tまでのトラックは普通免許でも運転できます。
(旧型免許の場合は最大積載量5t未満まで可)

ここまでの量であれば、複数人の男性にお手伝いいただき、数日かければ何とか自分達でも運び出したり処分しに行けるのではないでしょうか。

②手伝ってくれる人は何人いる?

人手確保

ここまで読んでいただいたら、
「こりゃかなりの労働力が必要だ!」
と思った方も多いでしょう。

次の基準としては、何人の方に手伝っていただけるか?になります。

実家が近くにあり、時間をかけてボチボチやって行けば良いという方は、少人数でも何日も時間をかければ実家の片付けは進んでいくでしょう。

でも、実家が賃貸住宅で引き渡し期日があったり、なるべく短期間でいっぺんに片付けたいと思っている方は、それなりの人数が必要になります。

前述したように、一番小さなトラックでさえも、男性1人ではちょっと大変な量になると思います。

実際に作業できる人があなたと、あなたの旦那様(奥様)だけであれば、重たいタンスやテーブル・ベッドなどの大型家具、冷蔵庫や洗濯機などの運び出しやトラックへの積み込みなどは、かなり骨の折れる作業になると思います。

家具を運び出す男性

そのため、自分たちで実家の片付けができるかどうかの判断は、
「何人の方に手伝っていただけるか?」ということも、大切な基準となるでしょう。

目安としては、実家に残されている物量にもよりますが、男性が3名~4名くらいいれば、それなりの量の片付けまでは対応できると思います。

③清掃作業はどれくらい発生する?

清掃前のイメージ

次に考えたい基準は、荷物を整理した後の清掃作業です。
この清掃作業も決して楽な作業ではありません。

ましてや、長年つもりに積もったシミや汚れは簡単に落とせるものではないです。

あまり実家のことを悪く言いたくはないと思いますが、正直、ゴミ屋敷と言えるくらいの実家も数多くあります。

本当に古くて解体処分するしかない家であればともかく、大抵の場合は、綺麗に清掃しておく必要があると思います。

実家の片付けには、家財道具一切の整理とともに、それらが片付いたら清掃もセットになってきます。

「片付けだけでもかなり大変なのに、その上清掃まで!?」

そこまでの体力があるか?を考えるのも、自分達で本当に実家の片付けをやり切れるのか?を判断する基準になると思います。

3.実家の片付けにかかる費用の相場をご紹介

見積りを出す作業員

実家の片付けが、思っていたより大変だぞ!?とおもったあなた。
では、業者さんに実家の片付けを依頼すると、どれくらいの費用がかかるか気になると思いますので、概算ですがご紹介したいと思います。

部屋数作業に必要な人数所要時間料金相場
1部屋1~2人1~3時間30,000円~80,000円
2部屋2~3人2~4時間50,000円~130,000円
3部屋2~4人2~6時間80,000円~220,000円
4~5部屋3~6人3~8時間120,000円~400,000円
6部屋以上4~10人5時間以上200,000円以上

一般的なケースでは、15万円~40万円くらいがよくある金額帯と言えます。
標準的には25万円~35万円くらいが多いように思います。

実際には、家財道具の量や、それにともなう作業時間、使用できるトラックのサイズなどによっても変わってきます。

例えば、実家の前の道路が狭く、ある程度大きなトラックが入れない場合は、小さなトラックで何往復もしなくてはいけません。
そうすると、運搬費が高くなるのです。

荷物搬出用のトラック


また、2階建てかどうか、作業員が効率的に動ける間取りかどうかも、作業時間が変わってきますので、金額に影響が出てきます。

そうした、それぞれの家の事情が違うため、目安となる料金の相場は幅ができてしまうのです。

4.実家の片付けを業者さんにお願いした場合、必要な日数とは

時間のイメージ

実家の片付けを、業者さんにお願いした場合に必要な日数とはどれくらいでしょうか?

これも一概には言えませんが、よほど大きな家であったり、一般的とは言えない物量の家財道具があったり、特殊清掃が必要なレベルの汚れ具合やゴミがある場合をのぞき、たいていは1日か、もしくは2日あれば片付くケースがほとんどです。

1DKくらいの広さのお宅であれば、4~5時間くらいで終了するケースもあります。

ゴミ屋敷

もちろん、俗に言うゴミ屋敷みたいな家ですと、ゴミの搬出だけでも数日、清掃にさらに1日~2日というケースもあります。

逆の言い方をすると、遺品整理のプロでもそれくらいの時間が必要だということです。

5.実家の片付けをなるべく安く済ませる3つのコツを解説

3ポイント

次に、実家の片付けを業者さんに依頼するとしても、なるべく安く済ませるコツを解説していきます。

一言で言えば、自分達でできることは自分達でしておく、という事です。
とは言っても、何をどれくらい自分達ですれば良いのか分からないと思いますので、代表的な3点をご紹介します。

①貴重品、思い出の品など必要な物は持ち出しておく

古いアルバム

宝飾品など高価な物や、アルバム、形見として残しておきたものなどは、事前に回収しておきましょう。

業者さんに依頼して本格的な片付け作業が始まると、片付けは一気に進んでいきます。
そうなると、大切な物を見失ったり、無くなってしまったり、もしくは破損したりする可能性があります。

そのため、残しておきたいもの、大切ものは事前に回収しておくことが大切です。

これは、大切な物の紛失や破損を防ぐだけでなく、
「あとは全て処分します」と言える状態にしておくことで、分別や確認作業が少なくなり、作業効率がアップするため時短に繋がるためです。

作業時間が短縮されれば、それだけ費用を抑える事ができます。

②不要だけど価値のある物については売却をする

骨董品カメラ

実家の片付けを遺品整理業者さんに依頼した場合、業者さんによっては買い取りもしていただけるケースもあります。

しかし、遺品の買い取りについては、その種類が多岐に渡るため、かならずしも適正な査定ばかりではありません。

着物や絵画、腕時計、宝石、アンティーク家具、オモチャ、有名人のサインが入ったものなどなど…
査定していただく業者さんが、全てのジャンルに精通していれば良いのですが、さすがになかなかそういった業者さんは多くありません。

とは言え、現実には高額査定がつく物を持っていらっしゃるお宅はそれほど多くありませんので、普通はそこまで気にしなくても良いと思いますが、実家の状況を思い浮かべ、
もしかしたら?と思う物があるのであれば、それぞれ専門店に持ち込んで査定・買い取りをして頂く方が良いケースもあります。

骨董品イメージ

実家に残された物が適切な価格で買い取ってもらえれば、トータルで出費を抑えることに繋がりますし、何より故人にとっても、そして遺品にとっても、しっかりと価値を認めてもらい、次の大切にして頂ける方の手に繋がっていくことは、素晴らしいことだと思います。

③自分達で出来るなら、すると良いこと

最後に3つ目のコツになります。
実家の片付けの大部分は業者さんにお願いするのが現実的だとは思いますが、その中でも自分達でできるならしておくと良い事がいくつかありますので、ご紹介します。

不要な物はまとめておく

まとめたゴミ

①の所で解説したように、残して置きたい物を判別した時に、同時に不要な物が把握できていると思います。

不要な物が把握できたのであれば、不要な物は明確にまとめておくと良いでしょう。
できれば、袋や段ボール箱に詰めて、持ち出すばっかりにしてあればなお良いです。

液体類は処分しておく

液体のゴミ

業者さんによりますが、液体が入っているものは処分を断られるケースもあります。
一般的な物で言えば、調味料ですね。
ソースや醤油、一升瓶やペットボトルで残っているケースも多いと思います。

また、調理用の油もよく残されているものですし、多趣味でDIYなどをされている方ですと、ペンキやスプレー缶などがあったりもします。
そうした物がある場合は、できれば自分達で事前に中身を廃棄し、処分しておくと良いでしょう。

その他、自分達で捨てられる物は捨てておく

自分達で処分できるものは、なるべく自力で処分すると良いですね。
処分品の物量が減れば、それだけ業者さんに処分していただく量が減りますので、結果、実家の片付けにかかるコストを抑えることができます。

ただし、これを突き詰めていくと、そもそも業者さんに依頼するメリットも薄くなっていきます。逆に増えていくのがあなたの負担です。

ここについては、あなたや、手伝ってくれる人達の体力やかけられる時間と、コストを天秤にかけて検討しましょう。

6.実家の片付け。業者さんの選びのポイントについて

ポイントのイメージ

実家の片付けを業者さんに依頼する場合、どのような業者さんに依頼すれば良いのか、ポイントをご紹介します。

業者さんを選ぶ時は、以下の点について確認したり感じ取るようにしてください。

①価格は明瞭で分かりやすいか?

たいていの業者さんは、ある程度基準となる価格を提示している事が多いので、その価格が明瞭で分かりやすくなっているか確認しましょう。

②不要品の回収・処分だけでなく、買い取りもしてくれるか?

買取査定のイメージ

遺品整理業者さんの多くは、実家の片付けだけでなく、有価物(価値のある物)については買い取りをしてくれる業者さんも多くあります。
しかし、買い取りには対応していない業者さんもありますので、できれば買い取りもしていただける業者さんに依頼するのが良いでしょう。

③無料で見積りや相談にのってくれるか?

実家の片付けと一言で言っても、実家の条件は十人十色です。
10軒あれば、10軒とも同じ条件の家なんてありません。

そのため、〇LDKだから〇〇万円、なんて簡単に決まるものではないのです。

そのため、事前の見積りは必ず取るようにしなければいけません。
見積りに無料で対応していただける業者さんを選ぶことは必須と言えます。

④対応は丁寧で気持ちが良いと思えるか?

気持ちの良い男女スタッフ

まずは見積りをお願いする所からスタートするわけですが、ここでの対応がぶっきらぼうだったり、雑な印象を受けるようでは、この先の仕事も期待できません。

初回の対応すらも丁寧にできない業者さんには依頼しないようにしましょう。

⑤必要な資格や免許を持っているか?

資格・免許

一般的に遺品整理業者さんは、産業廃棄物収集運搬許可と、遺品の買い取りのために古物商の許可を受けている必要があります。

これらの資格や免許を持っているかも、大切なポイントとなります。

その他、民間資格ではありますが、遺品整理士などの資格もありますので、そうした資格の有無もポイントにしてください。

⑥サービス内容が充実しているか?

②にも共通するポイントではありますが、買い取りの他、どこまでのことをして頂けるのか、サービス内容にも注意しましょう。

清掃までやっていただけるか?特殊な状況であれば、特殊清掃や消臭作業まで対応可能か?

それぞれ、必要とするポイントは違うと思いますが、しっかり説明をして頂き、あなたにとって必要なサービスが含まれているか確認しましょう。

7.相見積もりが超大事!

重要ポイント

ここまで解説してきましたが、実家の片付けを業者さんに依頼するにあたり、様々なポイントや注意点がある事がお分かりいただけたと思います。

そして、もっとも大切なポイントが次の点です。

複数社に相見積もりを取ること!

何度もお伝えしている通り、あなたの実家とその他の家とは、条件が違います。
つまり、見せかけの料金表では、本当にかかる費用は分からないのです。

また、家ごとに費用が異なるのが当たり前ですから、何も知らないで決めてしまうと、本当に言い値になってしまいます。
後から後から追加料金が発生することも珍しくありません。

そのため、実家の片付けを業者さんに依頼するには、必ず相見積もりが必要です。
必須と言っても過言ではありません。

見積りは3社と示す女性

かならず3社以上に相見積もりを依頼するようにしてください。

大切な実家の整理をお願いするわけですから、感じが良く、丁寧な仕事を適正価格で受けてくれる業者さんに依頼したいですよね?

そのためには、相見積もりが絶対に必要なのです。

とは言え、複数社に何度も見積りを依頼するのも大変な作業ですし、最終的にどこか一社に決めなければいけませんので、お断りするのも嫌ですよね。

私も正直言うと苦手です。

そんなあなたにオススメな方法は、一括で複数社に見積りを取ってくれるサービスです。
見積りの依頼は完全無料ですし、あなたが直接何社も連絡する必要はありません。

あなたは専任のコンシェルジュに必要な内容を伝えるだけ!
あとは待っていれば複数社から良い条件をまとめていただけます。

もちろん、紹介するコンシェルジュサービスの信用にも関わってきますので、見積りを出して頂ける業者さんは厳しい基準をクリアーした優良業者さんだけです。

8.まとめ

この記事では、実家の片付けを業者さんに依頼するのはダメではないか?について解説しました。

結論は、実家の片付けと言っても並大抵の労力ではないため、プロである専門業者さんに依頼することが良いということです。

もちろん、大切な実家の整理をお願いするわけですから、優良かつお値打ちにやっていただける業者さん選定が最も大切です。

そうした業者さんの選定には、相見積もりが一番有効的なのです。

タイトルとURLをコピーしました