実家の片付け費用は?一軒分の片付け費用はいくらになるか解説。

実家遺品整理

実家が誰も住まなくなるので片付けなければ…。
そんな悩みを持っているあなたに、実家を片付けるための費用について解説致します。

もちろん、自分で片付ければ費用を抑える事もできますが、そんな体力も時間もない方がほとんどです。
きっとあなたもそんな悩みがあり、どれくらいの費用がかかるのか調べているのだと思います。

結論から先にお伝えしますと、実家の片付け費用の平均は、20万円~25万円くらいが相場と言われています。

もちろん、家の広さ、荷物の量などよって費用は変わってきます。
また、他にも費用が変わる理由は色々とありますので、ぜひこの記事をご覧いただき、実家の片付けを業者さんに依頼する際の参考にしていただければ幸いです。

この記事でわかること
・一軒分の片付け費用の相場
・実家の片付け費用を抑える方法
・自分達で行うリスク
・実家の片付けをプロに依頼するコツ

1.一軒家の片付け費用について事例をご紹介

古い実家のイメージ

まずは実際にかかった費用についていくつか事例をご紹介したいと思います。
あなたのご実家に近い条件があれば、参考になると思います。

比較し易いように表にまとめました。

No.お客様所在地条件作業時間費用
事例①千葉県市原市T様賃貸アパート1K4時間55,000円
事例②神奈川県平塚市I様賃貸アパート1DK4.5時間146,000円
事例③東京都江東区N様マンション1LDK6時間205,000円
事例④東京都足立区O様マンション2LDK8.5時間229,000円
事例⑤千葉県木更津士H様戸建て3DK1日248,000円
事例⑥埼玉県所沢市
S様
戸建て3LDK1日289,000円
事例⑦神奈川県逗子市T様戸建て4LDK2日370,000円
事例⑧埼玉県三郷市A様戸建て4LDKS2.5日485,000円

「えっ?結構かかるのね」
と思った方も多いと思います。

遺品整理業者さんのホームページなどでは、もっと安い目安金額を提示している所もあると思います。
そうした金額と比較した場合、もしかしたら部屋数だけで比較すれば「高い」と思われたかもしれませんね。

しかし、実際に遺品整理を業者さんに頼むとなると、次のような条件で費用が変わってきます。

  • ①運び出したり処分する荷物の量
  • ②作業にかけられる日程や時間
  • ③トラックを近くに停車しておけるか
  • ④2階以上の部屋があるか
  • ⑤マンションなどエレベーターの有無やサイズ
  • ⑥解体する家具などがないか
  • ⑦その他

それぞれ少し詳しく解説します。

①運び出したり処分する荷物の量

家具を運ぶ男性スタッフ

荷物の量が多ければ費用が上がることはイメージしやすいと思います。

同じ部屋数だったとしても、部屋の広さや、荷物の量は家によって全く違います。
荷物が多ければそれだけ作業も増えますし、処分する量も増えるのです。

②作業にかけられる日程や時間

作業にかけられる時間が限られている場合は、その分人手を投入しなければいけませんので、費用が割高になることがあります。

例えば、
立ち合いの都合でどうしても日曜日にして欲しい、
急いで片付けて欲しい、
現場の状況から〇時間しか作業ができない、
などの時間や日程の制限があると、どうしても割高になってしまいます。

③トラックが近くに停車しておけるか

荷物搬出用のトラック

トラックを近くに停車しておけなければ、駐車料金も増額になりますが、それよりも作業性の悪さから作業効率が落ち、作業時間が余分にかかる事で費用の増加になります。

マンションなど集合住宅でよくある事例ですが、駐車場までの距離が離れていれば、その距離を荷物を持って歩かなければいけません。

ですから、単に駐車料金の問題というよりは、車が近くに止められないことで作業時間が余分にかかることが、料金増加の原因となりえます。

④2階以上の部屋があるか

アパート

戸建て住宅では、2階建てや3階建てのお宅もあります。
当然ですが、2階以上の部屋がある場合は、作業に時間がかかります。
特に上の階に大型の家具などがあれば、その家具などを降ろすのにも手間がかかりますし、場合によっては窓から吊り下げて降ろす必要があるかもしれません。

そうした作業が増えれば、当然費用の増加につながります。

⑤マンションなどエレベーターの有無やサイズ

高層階のマンションでは、荷物の搬出入にエレベーターが必須ですが、古いマンションなどでは5階建てでもエレベーターがない場合もあります。

エレベーターがあったとしても、あまり大型のタイプでなければ一度にたくさんの荷物は載りませんし、エレベーターを占有することは出来ませんので、特に朝夕は他の住民の方に配慮する必要もあります。

こうした事は、作業の中断や作業性の低下につながり、業務時間が増えていく要因なのです。

⑥解体する家具などがないか

ベッド、タンスなど、大型の家具などを運び出す際に、どうしても解体しなければいけない場合もあります。
その場合は、解体作業が追加料金として必要になってくる場合もあります。

⑦その他

ゴミ屋敷

その他の要因としては、孤独死などで特殊清掃が必要な場合や、俗に言うゴミ屋敷状態のお宅の場合は追加費用となります。
程度によって費用はまちまちですが、あまりに酷い場合は床材・壁材の張り替えなどリフォーム工事が必要になり、数十万~100万円単位の追加費用となる場合もあります。

以上のような様々な理由によって、実家の片付け費用は変動します。

ですから上記の内容を参考にしていただくのは良いのですが、あくまで「参考程度」にご覧頂きたいと思います。

2.実家の片付け費用を抑える方法5選!

5つのポイントを示す女性スタッフ

ここまでご覧いただき、だいたいの費用感やどんな条件で料金が変わるのかお分かりいただけたと思います。

実家の片付けは、引っ越しと同等かそれ以上の労力がかかりますので、自分達で全部やるのはあまり現実的ではありません。

とは言え、あまり費用がかかり過ぎるのも問題ですよね。

そこで、実家の片付けを業者さんに依頼するにしても、費用を抑える方法をお伝えしたいと思います。

ただ、これからご紹介する方法を完璧に全部やることができれば、そもそも業者さんに頼む必要がありません。

もちろん、結果、自分達でやることができれば、それはそれで良いと思いますが、後からご紹介するリスクやかかる時間などを考慮して、できるところだけ頑張れば良いと思います。

費用を抑える方法その①できる仕分けは自分達でする。

必要不要の仕分け

遺品整理は、ただの不用品処分とは違います。
大切な家族の残した大切な品=遺品ですから、丁寧に仕分けして、残すもの、処分する物にわける作業が大切なのです。

しかし、この仕分け作業に時間がかかるのも事実です。

遺品整理を業者さんに依頼すると、不要品の処分費ももちろんかかりますが、多くの場合、人件費が大部分なのです。

この人件費は、作業時間がかかれば当然増えていきますので、作業時間の短縮はコストダウンの大きなポイントです。

特に、最初に必要な遺品の仕分け作業は、丁寧な作業が要求されますので時間がかかります。

この部分を自分たちで済ませておき、

「これは残しておくものです」
「こっちは全部処分です」

このように明確になっていれば、かなり作業スピードをアップさせる事ができます。

また、自分達で行うことで本当に大事な物や重要な物を、見過ごしたり失くしてしまう心配も減るでしょう。

そして、依頼する前に仕分けして大事な物を除けておくことで、当日立ち会う必要もなくなりますので、業者さんの都合の良い日程で作業をしていただくことも可能になります。

このように、丁寧な作業が求められ、時間がかかる作業を自分達で行うことで、コストダウン追加料金の発生を抑えることができます。

費用を抑える方法その②できる処分は自分達でする。

処分場

遺品整理をしていくなかで、多くの場合大量の処分品が出ます。

特に実家にはもう誰も住まない、という場合は、その家財道具のほとんどが必要ない場合が多いからです。

家具、家電、日用品やゴミなど。

できる範囲を自分達で行い、不用品の処分しておくことで、費用を大きく削減することが可能です。

その場合は、自治体の資源ごみや粗大ごみの回収・廃棄サービスを利用するとで、大変少額で処分することができるでしょう。

また、まだまだ使えそうな物は施設などに寄付したりすることも一つの方法です。

費用を抑える方法その③不用品の売却は自分達で行う。

リサイクルのイメージ

遺品整理のサービスの中には、あなたにとって不要な品を買い取っていただくサービスもあります。

遺品の中に、あなたや家族は必要ないけど、まだまだ価値のある物があれば、ただ処分のではなく、買い取りをしていただくことで、費用を相殺したり、料金の一部とすることが出来ます。

この買い取りを、遺品整理業者さんにお願いせずに自分達で行うことで、買い取り費用を大きくすることができる可能性があります。

遺品整理業者さんも、優良な業者さんであれば適切な査定をして買い取って頂けますが、やはり餅は餅屋
例えば、カメラであればカメラ専門の買い取り業者さん。
宝飾品であれば宝石類専門の買い取り屋さん。
その他にも家具、家電、着物、チケット、高級腕時計、楽器、古銭や切手、骨董品など…

やはり専門業者さんの方が、適切な買い取り価格を提示していただけ、買い取り金額も高い場合が多いようです。

買取店

ただ、ご注意いただきたい点は、必ず買い取っていただけるわけではない。という点です。

特に大型の家具や家電などを頑張ってリサイクルショップなどに持ち込んでも、全く金額が付かない場合もありますし、買い取りどころか引き取りもムリ、なんて事もあります。

そうした場合は、まさに「骨折り損のくたびれ儲け」となってしまいます。
「こんなことなら、高額査定じゃなくてもいいから、遺品整理業者さんに任せた方が良かった」
なんて事にもなりかねません。

色々な店を探して走り回るのも大変ですしね。

最近はお店に出向かなくても、インターネットで依頼して品物を送るだけで査定・買い取りしていただけるサービスも多いので、そうしたサービスも活用してみると良いでしょう。

費用を抑える方法その④できる清掃は自分達でする。

清掃イメージ

実家の片付けを遺品整理業者さんに依頼すると、業者さんによって多少サービス内容は異なりますが、一般的な清掃まではサービスに含まれています。
※別料金の業者さんもあります。

基本サービスとして組み込まれているので、自分達でおこなっても費用は変わらない場合もありますが、別料金や削減可能な業者さんの場合は、自分達で行うことで費用を抑えることができるのでしょう。

ハウスクリーニングや特殊清掃と呼ばれるような、本格的かつ専門的な知識や機材、薬剤が必要な清掃もあります。

こうした特殊な清掃を自分達でするのは難しいと思いますが、過剰に汚れていることがなければ、自分達で行うことも良いと思います。

いずれにしても、プロに依頼する部分を減らすことで、料金を安くすることができるのです。

費用を抑える方法その⑤業者さんは必ず相見積もりで探す!

相見積もりイメージ

実際の作業をあなたや家族がするのではなく、労力をなるべく使わずに費用を抑える方法。
それは、相見積もりです。

もちろん、仮に自分達でできる所をするとしても、相見積もりは重要です。

最近は遺品整理を専門としている業者さんも多く、相見積もりによって料金を抑える事が出来ます。
というより、適正な料金で依頼することができるといった方が正確です。

遺品整理の費用とは、最初の方でご紹介した通り、条件によってかなり金額が異なってきます。
そのため、複数の業者さんに見積りを依頼しなければ、その金額が適正かどうか分からないことが多いのです。

相見積もりをするにも、確かに多少の手間はかかります。
しかし、残念な事にあまり良くない業者さんがいることも事実ですので、かならず相見積もりは複数社にとるようにしましょう。

その結果、適正な金額でお願いできるでしょうし、実家の片付け費用を抑えることもできると思います。

3.自分達でもやれる?こんな3つのリスクにご注意を

リスクもあると説明する女性スタッフ

さて、ここまで実家の片付け費用を抑える方法をご紹介してきましたが、もしあなたが自分達で実家の片付けをするのであれば、次の点に注意すると良いでしょう。

①ケガのリス

ここまでお読みいただいたあなたはピンと来ていると思いますが、実家の片付け作業は、かなりの重労働です。

「できる範囲だけやる」と言っても、なるべく費用を削減しようと頑張ったり、ついつい調子が出てきて作業を頑張ってしまうこともあるでしょう。

普段から肉体労働に慣れていらっしゃるなら良いですが、慣れないことをすることで
腰を痛めた、指を挟んでしまった、カッターで切ってしまった…
などケガのリスクがあります。

特に大きな家具を動かしたりすることはなくても、衣装ケース持ち上げたり洋服ダンスの引き出しを取り外すといった作業が、地味に負担になります。

ギックリ腰・腰痛

例えその日は無事に過ごせたとしても、翌日以降に疲労が蓄積して動けなくなったり、日常生活に支障が出たりすることもあります。

②相続人(兄弟など家族)同士のいざこざ

親子ケンカする母子

このリスクは、自分達で作業をする・しないに関わらず可能性がありますので、もしあたな以外に相続人がいらっしゃるのであれば、かならず「全員の同意を得て」作業をするようにしましょう。

もちろん、形見分けや相続の問題が片付いているなら問題ありません。

「あれはお母さんが私にあげるって言っていた」
「これは自分の物で、お父さんに貸していただけ」

ありそうな話ではありませんか?

また、いざこざは相続や形見分けだけの話ではありません。

実家の片付け作業は、費用はもちろん労力も時間も大いに必要とします。

そのため、その費用や労力の負担が公平でないと、それもまたいざこざの原因となってしまうのです。

ですから、実家の片付けは費用の問題だけでなく、そうした負担の分担までもしっかりと事前に話し合ってから進めることが大切なのです。

③時間がかかる

片付けで疲れ果てる男女

考えていたより時間がかかる。
こんなこともリスクだと思います。

実家の片付けを自分達でやろう!と始めたはいいけど、思っていた以上の荷物があり、整理に時間がかかることがよくあります。

とは言え、手をつけてしまった以上やりきらなければ!と使命感を持ってしまい、想定以上に時間をかけてしまうことがあります。

もちろん、時間が自由にある人はそれでも構わないと思います。
しかし、実家と住まいが離れている方や、わざわざ仕事の休みを取って片付けをする方にとっては、終わりが見えない作業はかなりのストレスだと思います。

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4.実家の片付けを業者に依頼する時の注意点

実際には実家の片付けを業者さんに依頼するときには、どんな注意点があるのか解説していきます。

あなたが遺品整理業者さんに頼む時に失敗しないよう、ぜひ次のことに注意していただきたいと思います。

注意点①見積りの3つの注意点

見積りを出す作業員

遺品整理を業者さんなどプロに依頼する時は、かならず相見積もりを取ると良いということをご紹介しました。

これは大切なことなので、何度でも言いますが、相見積もりは必ず取るようにしてください。
面倒だし、何度も同じ話をするのも大変、そんなに何社も業者を知らない、断りの連絡を入れるのもは申し訳ない…

色々と思う所はあると思いますが、それでも相見積もりは重要なので、取ってください。

無料で一括見積りが取れる便利なサービスがありますので、そうしたサービスを利用すれば大丈夫です。

では、見積りについての注意点はどんな所かと言いますと、

  • 各項目が明確に理解可能で、不明確な〇〇一式という表記がないか
  • 追加費用について具体的な条件などの記載や説明があるか
  • キャンセルについての記述やルールがしっかり明記してあるか

主にはこの3点です。
それぞれ解説します。

①-1.各項目が明確に理解可能で、不明確な〇〇一式という表記がないか

注意書きを持つ女性スタッフ

見積り書に記載されている項目で、意味が分からない内容がないか確認しましょう。

もし、理解できない専門用語で書かれていたり、説明を受けても
「それって私の家に関係あるの?本当に必要なの?」
そう思ってしまうような不審なことがあれば、その業者さんには依頼しない方が無難です。

また、〇〇一式となっている場合、どこからどこまでが含まれているか分からない事が多いため、実際に契約して作業を進める中で
「これは別料金です」
となる場合があります。

そんな場合、その時点でそれだけ断ることもできず、別の業者さんに依頼することもできないで、半強制的に追加料金となってしまうケースがあります。

ですから、見積書の内容はしっかりと確認し、不明な所や、〇〇一式となっている部分については、内容を確認するようにしましょう。

もちろん、中には
「厳密に言えば別料金なのですが、この程度ならコミコミでやっておきますね」
と、サービスの目的で〇〇一式とする場合もあります。

しっかりとした内容の説明や提示があればそれでも構いませんが、基本的には不明確なところがないようにしておきたい物です。

①-2.追加費用について具体的な条件などの記載や説明があるか

ポイントを示す女性スタッフ

上の項目でも少し触れましたが、追加費用が発生する可能性について、明確な説明や記載があるかも確認しましょう。

依頼内容がしっかりしていれば大丈夫、と思いがちです。
しかし失礼ですが、あなたは素人です。

実際にやってみないと分からない事もありますし、自分達も想定外の作業やモノが出てくることは珍しくありません。

ですから、

「こうした場合は追加費用です」
「〇〇になった場合は別途お見積りを出しますね」
「もしかしたら□□で手こずるかもしれませんが、その場合は〇時間いくらの追加料金です」

などの具体的で納得できる説明や記載があるか確認しましょう。

①-3.キャンセルについての記述やルールがしっかり明記してあるか

ルールと書かれたボードを持つ女性スタッフ

総務省などにも報告されている遺品整理のクレームに、

「高額なキャンセル料を請求された」

というケースがあります。

最初はA社に見積りを依頼して20万円の見積だったので契約したが、後からB社を見つけて15万円だったためA社にキャンセルを申し入れた。
ところが、実施日までまだ1ヶ月以上あるにも関わらず、A社から10万円のキャンセル料を請求されている。キャンセル料についての事前説明はなく納得できない。

こんな事が実際にあるのです。

もちろん直前でのキャンセルは、車両や機材、人員の手配も済んでいるでしょうし、他の仕事を断っている可能性もありますので、キャンセル料がかかることは普通です。

しかし、先ほどの例のようなトラブルがあることも事実ですから、キャンセルについてのルール等についてもしっかりと事前に確認するようにしましょう。

一般的には、〇日前のキャンセルは見積り金額の〇%、当日キャンセルは〇%などと決まっている場合が多いようです。
良心的な業者さんでは、当日キャンセル以外はキャンセル料はかかりませんとしている所もあります。

そこそこ大手の業者さんでも、ホームページなどにキャンセル料のことが全く記載されていない会社もありますので、事前確認は必ずするようにしてください。

注意点②服装など見た目の注意点

遺品整理業者

遺品整理の仕事は、スーツをビシっと着て行う仕事ではありません。

基本的には作業ですし、汚れることも多い仕事です。

でも、だからといって汚いままで良い訳ではありませんし、だらしがない恰好で良いわけでもありません。

特に見積りの時点では、お客様への第一印象となるわけです。
そこでしっかりとした服装や姿勢を見せられないようでは、どんな仕事ぶりかも想像がつくでしょう。

作業着だからダメ、
ポロシャツやTシャツだけでジャケットを着ていないからダメ

ではなく、
相応の服装で良いのですが、ちゃんとしているかどうかを見るようにしましょう。

注意点③言葉遣い・質問への答え・メールの返信など

服装にも通じる部分ですが、言葉遣いが丁寧でハキハキしているか、質問に対する返答は適確で不審なところはないか。
そうした所も注意すると良いでしょう。

また、メールでやり取りをしていれば、メールアドレスがGmailやYahoo!メールといったフリーのアドレスでないか、返信は早いか、内容は適確か、なども注意してみましょう。

創業して間もない業者さんですと、独自のアドレスを持っておらずGmailやYahoo!メールを活用している方もいらっしゃいます。

ですから、そうしたフリーメールが全てダメという訳ではありませんが、それなりに会社のカタチを持った業者さんに依頼したいのであれば、独自のメールアドレス(□□□@〇〇〇.co.jpなど)かどうかも確認すると良いと思います。

メールの署名設定がされているかどうかも確認ポイントです。

メールの署名設定とは、メールの本分の下に、会社名や住所・電話番号・本人の肩書や氏名を記載したフォーマットです。
しっかりした会社であれば、ビジネスメールに署名設定は当たり前です。

服装やメールなどについては、それが決定的な判断材料となる訳ではありません
しかし、悩んだ際の一つの基準にはなると思います。

人の信用が積み重ねであるのと同様に、信頼できる業者さんかどうかの見極めも、色々な項目の積み重ねで判断しなくてはいけません。

5.実際にある。遺品整理でのクレームを紹介します

遺品整理でよくあるクレームをご紹介します。
こうしたクレームがあることを頭のスミに置いておくことで、事前にトラブルを回避できることもあるでしょう。

遺品の盗難

遺品の盗難・ネコババをされてしまうことがあります。
実家とは言え、あなたも知らないモノがあることが普通です。また、へそくりなどタンス預金は、あったとしても普通は家族にも言いませんよね。
そのため、遺品整理の現場でそうしたモノが見つかることはよくあることです。
中には、タンスから現金で200万円が出てきた!なんて事例も。

引き取った不用品の不法投棄

不法投棄

引き取って適切に処分していただいたはずの不用品が、河川敷や山中に不法投棄されたという事件も度々発生しています。
もしその中にあなたの実家の物であることを証拠付ける物があれば、最悪の場合、あなた自身が罪に問われてしまう恐れもあるのです。

不当な追加料金

最初に追加料金についての明確な説明がないまま作業を進めてしまい、後から後から追加費用を請求されてしまうというトラブルもあります。
本当に悪徳なケースですと、
「追加料金を払わなければ、今まで引き取った不用品を送りつける」
などと脅しに近いケースもあったそうです。

悪徳業者のイメージ

契約して前金を払ったのに作業が始まらない

見積りをもらい、正式に契約して前金を支払ったにも関わらず、作業がはじまらずに返金もされないというトラブルも報告されています。
どうしても業者さんの調整が付かない場合もあるかもしれせんが、安いからといってあまりに信用のない会社に決めてしまうことで、こんなトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。

不当な買い取り価格

貴金属買取イメージ

遺品整理業者さんに不用品の買い取りを依頼した所、不当に安い査定額で買い取りされ、のちに、高額でオークションに出品されていることが判明した。
このケースでは、本当に悪意でそうしたのか、依頼した業者さんの専門外の品だったのかは分かりません。
しかし、査定に自信がなければ買い取れないと判断するか、専門店に持ち込んだ方が良いなどのアドバイスをすることは出来たでしょうから、その意味では全く過失がないとも言いきれないと思います。

大切な物を処分された。破損した。

残しておいて欲しかった遺品を、スタッフの伝達不足で処分されてしまったケースや、高価な骨董品のお皿が作業中に割れてしまった。
このようなトラブルもよくある話です。
注意すれば回避できた事や、事前に確認を徹底することで未然に防げることもたくさんあります。

残念な様子の夫婦

ここでご紹介したトラブルは、多くのトラブルの一例でしかありません。
このような事が実際にありますので、遺品整理業者さんの選定は慎重にする必要があるのです。

もちろん、全てのトラブルが業者さんの責任ばかりではありません。
中には、依頼者がしっかりと要望を伝えていなかったケースや、不可抗力の場合もあるでしょう。
とは言え、トラブルはなるべく避けたいものです。

遺品整理の業者さんは、全国で10000社以上あるとも言われます。

近年の高齢化・少子化の影響で需要は高まる一方とされ、異業種からの新規参入業者も多く、全ての業者さんが経験豊富で安心できるとは限りません。
そのことは念頭に置いて、業者選定をするように心掛けることが必要と言えるでしょう。

6.簡単で失敗しない、おすすめの業者さん選びの方法とは。

案内する女性

ここまで、実家の片付け業者さんに依頼する際の注意点について解説してきましたが、

「正直よく分からない」
「業者さんの選定が大変そう」
「複数の業者さんとのやり取りする時間はない」

こんなお悩みの方も多いと思います。

しかし、失敗しない業者選びの方法は、

複数の業者から相見積もりをとる

正直、これしかありません。
これ以外の方法があるとしたら、あなたの信頼できる友人などに紹介してもらう方法しかないと思います。

しかし、当然、複数の業者さんに見積りをもらっても、決定した業者さん以外にはお断りをしなければいけません。

「なんだか申し訳なくて…」
「断るのが苦手…」

そんな心配をする方も多いと思います。

正直申しますと、私もそうです。
相見積もりを依頼するだけでも、正直気が引けてしまいます。

でも、今は複数の業者さんに一括見積りがお願いできるサービスがありますので、ぜひ活用してみてください。
見積りは無料ですから安心してください。

あなたが複数の業者さんに連絡する必要もありませんし、調整する必要もありません。

決まった所以外への、お断り連絡もする必要ナシです。

大切なことなので最後にもう一度言います。

遺品整理という仕事は、普段なかなか依頼することがありませんので、正しい知識や相場は分かりません。
また、全ての家で全く同じ条件はありません。
つまり、〇LDKでいくら、〇㎡でいくら、など部屋数や広さだけで料金が決定されることはないのです。

ですから、必ず複数の業者さんに見積りを依頼することが大切なのです。

失敗したり後悔することがないように、必ず相見積もりは取るようにしましょう。

見積りは3社と示す女性

7.実家の片付け費用についてのまとめ

実家の片付け費用について色々と解説してまいりました。
この記事でお伝えしたことを簡単にまとめます。

・一軒分の片付け費用の相場は20万円~25万円くらいであること。
しかし、実際には色々な条件が加味されるので、一概には言えないということ。

・実家の片付け費用を抑える方法は、「やれることは自分達でやる」ということ。

・自分達で行うリスクとしては、ケガのリスクや家族のいざこざがあるという事。
ムリをしない、事前の話し合いが大切ということ。

・実家の片付けをプロに依頼するコツは、必ず複数社に相見積もりを取るということ。
面倒でも、あなたの実家の片付け費用は、どこにも相場は載っていないし実際の状況を確認しなければ正しい金額は出せないということ。

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